ライフライン切断
1日の仕事を終えて風呂の水をためはじめていた。
その間に夕食の下ごしらえをするので、鍋にも水を入れる。
と、そのとき。
ブボッブオッッ!
なんとも言えないきみょうな音がして、水が止まった。
風呂も。台所も。
水が・・・止まった?
時間は、夜の8:30。
こんな時間に断水なんてありえない。
ましてや、水道料金を払ってないわけでもない。
しかし、私は落ち着いていた。
前にココにも書いたように、今月は隣の人が引っ越していった。
きっと、隣とうちとを間違えて水道メーター脇の止水栓を
しめられてしまったのだろう。
廊下にメーターボックスがあることは入居時に聞いていたので、
ため息をつきながら止水栓を開けに行く。
って、開いてるじゃん!!!
止水栓が開いているということは、ですね。
マンション全体の水が止まっているということをあらわします。
こりゃてえへんだ、と大家さんに電話する。
「水が止まった?でも他の人は何も言ってきてないんだけど」
うちだけ?いや、そんなはずはないんですが。
「とりあえず、今日はどうにもならないから明日の朝でいい?」
そうですね。大家さんが来ても、直るわけじゃないし。
こういうとき、仕組みがわかっていると損なのか得なのかわからない。
やみくもに不安にならないのは得かもしれないが、
泣きわめいてだだをこねられないという点では損かも。
まあ、泣きわめいたところで、夜の9時過ぎに
水道屋さんが直してくれるとは思えないけど。
いきなり、水なしで一晩過ごすことになってしまった。
いや、明日すぐに直るとはかぎらないから、2、3日水なしか?
そんな不安を抱えながらも、幸い風呂に少しと鍋に少し、
冷蔵庫の中のブリタに水が入っていたので、それで一晩過ごしました。
風呂はキャンセル。
トイレの水も流せない。
手を洗うのは、風呂にたまった水をくんで使う。
夕飯はカップラーメンに変更(1番水を使わないメニュー)して、
洗顔も濡れタオルですませ、化粧水をつけたコットンで丁寧にふく。
そうだ、歯磨き分も残しておかないと。
ふだん何も考えずに使っている水だけれど、けっこう使っている。
でも、最低限にしようとすればできる。
そんなことがわかった一晩でした。
翌日、大家さんも来てくれて、昼過ぎには復活しました。
昨日の夜のうちに、水道屋さんに声をかけてくれていたそう。
よかったー。
朝になってから連絡したって、他の仕事に行ってたりしたら
下手するとその日には来てくれないかもしれないもんね。
やっぱりポンプの故障で、マンション全体が止まっていたとのこと。
他の人はどうやら、すでに寝ていたようだ・・・。
お年寄りが多いのね、ここ。
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