訊いていい年齢
久しぶりにジムへ。
いつものようにスタジオに入り、黙々と柔軟をする。
と、近くに座っていた女性グループの一人が、
こちらを向いて何かを言った。
え、なになに?私?
「いくつ?」
いくつって・・・・・・年齢デスカ?
「さ、32才です」
少し間をおいて、あらそーお、まだまだお若いわあ、
みたいなことを口々に言うみなさま。
どうしていいかわからなかったので、
曖昧に微笑んで柔軟を続けました。
が、頭の中はハテナ?でいっぱい。
なぜ、年齢を訊かれたのでしょう。
いつも一人でいるから、話しかける糸口か。
あまりにも謎だったので純粋な好奇心なのか。
それとも、ずうずうしいようだけれど若く見られていたのかな。
ジムでの私は、すっぴんで髪を二つにしばっている。
誤解をまねいても、おかしくはない。
そこそこいってると思ったら、年って訊かないよね。
ラインはどこにあるんだろ。
年齢を訊かれることはなんとも思わない。
訊かれれば答えるし、訊かれなければ話題にならない限りは言わない。
基本的にはどーでもいいと思っているのだ。
相手の年齢をたずねることはあるけれど、
それは「そのくらいだと、転職もラストチャンスかもよ」とか
「27を過ぎると、今までどおりの食生活してると太るって」
などと言うためだ。
年齢・性別・星座に血液型。
そんなものよりも欲しい情報は、
相手がどんな考え方や感じ方をする人なのか。
そんなこと。
あーでも、矛盾しているようだけれど
同い年だとうれしいっていうのはあるかな。
流行ったものとか同世代ならではの話題を
持ち出せるのはうれしいもんね。
私が年齢を恥ずかしく思うのは、年下の尊敬できる人に合ったとき。
そのときばかりは、自分の人生を振り返ってうつむいてしまう。
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