訊いていい年齢

公開日:  最終更新日:2014/07/23

久しぶりにジムへ。
いつものようにスタジオに入り、黙々と柔軟をする。

と、近くに座っていた女性グループの一人が、
こちらを向いて何かを言った。
え、なになに?私?

「いくつ?」

いくつって・・・・・・年齢デスカ?

「さ、32才です」

少し間をおいて、あらそーお、まだまだお若いわあ、
みたいなことを口々に言うみなさま。
どうしていいかわからなかったので、
曖昧に微笑んで柔軟を続けました。

が、頭の中はハテナ?でいっぱい。
なぜ、年齢を訊かれたのでしょう。

いつも一人でいるから、話しかける糸口か。
あまりにも謎だったので純粋な好奇心なのか。

それとも、ずうずうしいようだけれど若く見られていたのかな。
ジムでの私は、すっぴんで髪を二つにしばっている。
誤解をまねいても、おかしくはない。

そこそこいってると思ったら、年って訊かないよね。
ラインはどこにあるんだろ。

年齢を訊かれることはなんとも思わない。
訊かれれば答えるし、訊かれなければ話題にならない限りは言わない。
基本的にはどーでもいいと思っているのだ。

相手の年齢をたずねることはあるけれど、
それは「そのくらいだと、転職もラストチャンスかもよ」とか
「27を過ぎると、今までどおりの食生活してると太るって」
などと言うためだ。

年齢・性別・星座に血液型。
そんなものよりも欲しい情報は、
相手がどんな考え方や感じ方をする人なのか。
そんなこと。

あーでも、矛盾しているようだけれど
同い年だとうれしいっていうのはあるかな。
流行ったものとか同世代ならではの話題を
持ち出せるのはうれしいもんね。

私が年齢を恥ずかしく思うのは、年下の尊敬できる人に合ったとき。
そのときばかりは、自分の人生を振り返ってうつむいてしまう。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
記事一覧:つぶやき

コメント

*

PAGE TOP ↑
single