『赤毛のアン』の続編

公開日:  最終更新日:2014/07/23

GWでの帰省中、『赤毛のアン』シリーズを読んだ。

親子ともども図書館派なので、実家には本がとても少なく、
私が読むような本はこれ以外にない。

正月に数冊読んでいたため、続きから読み始める。

アンの少女時代を綴った『赤毛のアン』だけが
好きという人も多いが、私は続編もそれぞれに好き。

アンの大学時代と恋愛が主題の『アンの愛情』では、
楽しいルームシェアの様子も書かれている。
愛するべきお嬢様のフィリパが魅力的。

『アンの夢の家』はアンとギルバートの幸せを
際立たせるかのように、独身のジム船長と
ミス・コーネリア、悲劇のヒロイン・レスリーが取り巻く。

アンの子どもたちが主人公となった『虹の谷のアン』
『アンの娘リラ』は、再び子ども~青春時代の話となって
アンの娘時代を読んだ私たちにとっては懐かしさも感じられる。

もっともリラの娘時代は、幸福だったアンのそれとは
大きく変わってしまうのだけれど・・・。

と、書きながら Wikipedia のアン・シリーズ一覧を見ていて気づいた。
読んだことがない本がある!!

実家にある本はポプラ社出版で黄色い表紙の単行本。
村岡花子さんの訳で、表紙のイラストと挿絵も魅力的。
「赤毛のアン・シリーズ」と入っていて通し番号が振ってある。

↓これ
赤毛のアン・シリーズ 1 (1)
赤毛のアン・シリーズ 1 (1)

このシリーズの中には『アンの幸福』『炉辺荘のアン』
外伝となる『アンをめぐる人々』が入っていないようなのだ。

うわー、読みたいーーー!!

今まで読み逃していた残念さもあるけれど、
まだ読んだことのない作品が読める嬉しさも大きい。

近いうちに図書館か本屋に行かなくっちゃ。
この際だから文庫本でシリーズ大人買いしちゃおうかな。

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記事一覧:本の感想

コメント

  1. まいまい より:

    赤毛のアンシリーズ、懐かしいなあ~。
    私も何回読み返しても、何故か「虹の谷のアン」で
    手が止まってしまうの。

    外伝があることは知らなかったです!
    また読みたくなりました。

  2. ひこ より:

    まいまい

    『アンの娘リラ』は戦争の話になので
    悲しさもあるけれど読み応えもあるよ。
    アンもまだ出てくるしね。

    外伝の『アンの友達』は短編集で面白いよ。

  3. 熟子 より:

    赤毛のアン・・・どういうわけか、途中挫折してしまったらしく、全然記憶にありません。。
    アンというと、赤毛を緑色に染めた変な女・・・っていうイメージ(ごめんなさいっっ;)

    それゆえか、少女趣味からも縁遠い女になってしまいました。(・´ω`・;A

    このイラストの本は見たことがないのですが、
    もしかして「田村セツコ」さんじゃないですか??

    私、大好きなんです~田村セツコさん。

    「おちゃめなふたご」シリーズは、今でも処女時代のバイブルです♪

    1978年出版で、すでに絶版らしいですね。
    復刊ドットコムで拝見しました。

    田村セツコさんの素敵なイラストなら、はまれたのかな~~アンワールド♪

  4. ひこ より:

    熟子さん

    調べたところ、確かに表紙は
    田村セツコさんが描かれているようです。
    私も「おちゃめなふたご」愛読していたのに
    気がつかなかった!

    中の挿絵は違う方なんですよ。
    「ふたご」は中も田村セツコさんで
    おしゃれなイラストが素敵でしたよね~。

  5. こはる より:

    おはおうございます♪

    驚くような寒さですね~ お変わりありませんか

    赤毛のアン、大好きです 子供の頃も大人になった(?)今も大切な本の一つです
    ひこ*さんが読み逃されたシリーズも読みました~ 「炉辺荘のアン」はシリーズの中でも好きなものです 子を持つようになってからは特に心に響きます

    あら、こんな風に書いていたらまた読みたくなっちゃいました アンシリーズはアンだけじゃなくて彼女を取り巻く人々がとても魅力的に描かれていますね そこがいつまでも色あせない理由じゃないかなぁ~ 

    うふふ 朝から長々と失礼しました♪

  6. ひこ より:

    こはるさん

    冬に逆戻りしたような寒さでしたね。
    赤毛のアンを読んだとき、こはるさんを思い出していました。

    アンシリーズは何度読んでも素晴らしいですね。
    年齢を重ねて読むと、違う視点から感じらるところも魅力です。
    私の場合は、オールドミスの素敵な女性がたくさん登場するのが嬉しいかも(笑)

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