新ニッポン人現わる2『1秒でも結婚したい女たち』を見て

公開日:  最終更新日:2014/07/24

録画しながら他のことをしていたら、
途中でTVの電源を抜いてしまって中盤が録れておらず、
男性は結婚したい人が減っているという部分が見られなかった。
がーん。

それでも、かなり興味深かったです。
冒頭のアンケートはどうかと思いましたがね。

18才の未婚女性に「20代で結婚したいか」と聞いたところ、
約80%がしたいと答えた。
35才以上の未婚女性に、20代のときに
「20代で結婚したいと思っていたか」と聞いたら、約60%だった。
だから20%も増加しているという。

いやいやいや、その比べ方はおかしいでしょう。
35才以上で、20代のときに「したい」と思っていた人は
すでに「してる」人も多いんじゃないか?
アンケートってこういう盲点があるんだよねー。

私は結婚しないと言い切っている35才の女ですが、
「結婚したい」という女性はいいと思う。

アラフォー世代は、男女雇用機会均等法の流れで
キャリアウーマン志向があった。
でもまだ家のことも女の役目で、仕事も家事もやらなきゃならず、
結婚は損という考えが多かった。
(私も共働きの母を見て育ったので、こういう価値観)

しかし結局、平等に働ける機会はわずかしか与えられなかった。

だったら、結婚するなら専業主婦がいい。
あるいは、仕事を続けるとしてもそこそこにしておいて、
家事も育児も分担した方がいい。

育児は半分ってわけにはいかないでしょうが、
そこは女性の母性本能がカバーするのでしょう。

素直に「そうなりたい!」って婚活に励む女子たちは賢いよ。
できれば自分もそうありたかった。

しかし、そりゃ男性側は結婚したくない人が増えるだろう。
逆に男性たちには、アラフォー世代の女性たちの立場
=仕事をフルでやって家事も育児もやるというのが
求められているのでは?

加えて男性には、まだまだ「女性に養ってもらうわけには
いかない」という意識があるでしょうからね。
負担の方が大きく感じられるはず。

それに、団塊ジュニアで父親不在の家庭に育った男性は、
自分が夫・父親になったときにどういう幸せがあるのか
想像できないんだと思う。
結婚しないことでの社会的デメリットも、女性に比べて少ない。

女性が、結婚しても損はさせないよ、楽しいよ、
いざという時は私が養うよくらい言わないと、
結婚したい男性は増えないのかもなあ。

ひっかかったのは、女性が結婚相手に
精神面でも支えを望んでいるんだなということ。
孤独や不安が埋まるとか、自分を全部受け入れてくれるとか。

恋人や夫というのは、そこまで絶対な存在ではないと思う。
さみしい考え方かな。

色々書いたけど、若いうちに結婚に向き合うのはいいことですよ。
むしろ、30代になってようやく結婚について考えるのは、
あまりにものんびりしすぎでは。
20代のうちに1回、真剣に考えておいた方がいい。

結婚・出産するなら、条件のいいうちがいいものね。
私も、望むことができれば(っておかしな言い方だけど)
27才くらいまでに結婚して20代のうちに子どもが産みたかったし。

頑張る女性たちに、いい相手が見つかりますように。

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コメント

  1. 参考になりました。
    ありがとうございました。

  2. ひこ より:

    アマルコルドさん

    コメントありがとうございました。
    思いっきりひとりごとみたいな記事ですが、
    そう言っていただけて書いたかいがありました。

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