『真・北斗無双』購入&感想。新しくなって良いところ悪いところ
『真・北斗無双』感想。新しくなって良いところ悪いところ
2012年12月末に発売された『真・北斗無双』。週末のたびに遊んでいます。
→真・北斗無双(通常版)
私はもともと『北斗の拳』のファンではないんだけれど、恋人が大好きなので前作から一緒にやっていた。
前作はすごーく気に入って、週末だけとはいえ一年以上は遊んでいたから自分たちでもびっくり!
今回の『真・北斗無双』は発売日前からしっかり予約して楽しみにしており、クリスマスの3連休も翌週末も遊んでいました。
予約&初回封入特典
予約特典の特製スマートフォン用ポーチ。なかなかかっこいい。
初回封入特典は「ケンシロウ」修羅の国編原作コスチューム。サングラス姿がとてもかっこいい。月刊コミックゼノン限定の赤いコスチュームもあったようです。
良いところ
キャラの動作が早い。
前はもっさりした動きだったのに格段に早くなっている。ケンシロウがこんなにできる子だったなんて!!ただし、私が好きなジャギは相変わらず遅い(笑)
攻撃を回避できるようになった。
前作でできないのがあり得なかったのですが、相手の攻撃を回避できるようになった。もうやられっぱなしじゃないよ!
コマンドがなくなった。
ボスキャラの最後に素早く打つことを求められる「○××△□○○…」というコマンドがなくなった。ゲーム慣れしてないから辛かった。
経路図が複雑になった。
組み合わせによってパワーアップしたりおもしろい。
悪いところ
☆集めがなくなった。
前作では裏ワザ的なルートがあり、全部をクリアすると北斗七星が輝いて達成感があった。本ルートじゃない方にも行ってみたりして攻略するのが楽しかったのに~。無いためにすっごくさくさく進んであっけない。
経路図の操作がめんどくさい。
所持できる数が少なく、空きに余裕を作っておかないとステージが終わって経路図を入手した時点で捨てなくてはならない。
あらかじめ経路図を女神像に「奉納」し、他のキャラに「伝承」することで別キャラで使えるんだけど、一度奉納した経路図は再度奉納できないという制限つき。いくらでも自由にやりとりできればいいのに。
ボス戦の途中でムービーが入る。
あり得ない・・。ボス戦が2~3段階に分かれているのは前作からだが、1段階終わったところとかで長めのストーリームービーが入り、一生懸命戦っているのにものすごく気分がそがれる。
なかには2/3しか倒してないのにボス戦終了となりええーとなる展開もある。
見づらい
画面が暗すぎて敵が見づらかったり、敵と味方の区別がしにくいステージがある。
伝承奥義が選びづらい。
前作では戦闘時に4つしか保持できなかった伝承奥義が全部保持できるようになって、技を出すとき選ぶのがたいへん。伝承奥義名がバン!と出るのが無くなったのもさみしい。あれ好きだったのに。
新伝承奥義がなくなった。
欲しいです。
味方キャラが勝手に雑魚を倒している
ええー、それ私の仕事じゃないの・・。幻闘編では5つ拠点を制圧したところで全部制圧したことになりボスが出てくるので、不完全燃焼な気持ちに。しかも自動で制圧済みになった拠点に行ってみると、まだ敵キャラがいるというわけのわからなさ。
幻闘編のストーリーがつまらない
前回の幻闘編のストーリーは、まさに「幻闘編」というのにふさわしく「もし○○が○○だったら・・」というような幻想的なストーリー。しかも各キャラごとに話が違っていてとても楽しかった。
今回は北斗神拳、南斗聖拳、孤高の拳士、北斗の軍のグループごとに一つの話になっているみたい。北斗だとケンシロウ・トキ・ラオウ・ジャギは同じストーリーをそれぞれの視点から見ているだけ。
特に北斗は原作に沿ったストーリーなのでオリジナル性がなくつまらなかった。
『北斗無双』と『真・北斗無双』どっちがいい?
これはすごく難しいですね。『北斗無双』では初めて遊ぶわくわく感が強かったというのもあるので、感想として優位だろうとは思う。
それを差し引いても、ゲーム性としては最初の『北斗無双』の方がおもしろかった。
でも、前作をやっていなくてどちらを買うか迷っているんだったら『真・北斗無双』の方がいいのかなー。やっぱりキャラの動きが早くなった(というか普通になった?)のは素晴らしい。
基本的に前作のままで、不評だった点を改善し、キャラの動きを早くして新キャラ・ストーリーを追加してくれれば大満足だったのにな。☆集めとか経路図とか伝承奥義とか、私が不満に思わなかっただけで不評だったんだろうか。
操作性では『真・北斗無双』の方が格段にいいし、キャラやストーリーが増えた楽しさもあるので、しばらくは楽しく遊べそうです。
北斗の拳が好きな人は間違いなく楽しめるはず!
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