国民年金2年前納の手続きをした。クレジットカード払いから口座振替に変更

公開日:  最終更新日:2014/07/24

国民年金保険料の「2年前納」が始まりました。
→平成26年4月から国民年金保険料の「2年前納」が始まります

国民年金保険料の平成26年4月における2年前納の割引額は14,800円!

いままで、国民年金保険料のまとめ払いは最大1年前納だったのが、2年前納ができて割引率がアップするとのこと。

平成26年度の国民年金保険料では、2年前納は毎月納付にくらべて2年間で14,800円の割引になるそう。少しでも安くなるのはうれしいので、2年前納にする手続きをした。

ただし、2年前納は口座振替しか対応していなくて、現金やクレジットカード払いはできないとのこと。

私は「国民年金をクレジットカード払いに変更」で書いたとおり、国民年金をクレジットカード払いにしている。

2年前納するためには口座振替に変更しなくてはいけないので、ちょっとめんどくさい気持ちがおこり、どのくらいメリットがあるのか計算してみた。

クレジットカード払いと2年前納どちらが得?

平成26年度の国民年金保険料は月額15,250円、1年で183,000円。
1年あたりの割引額は以下のとおり。

現金払いで1年前納:3,250円
口座振替で1年前納:3,840円
口座振替で2年前納:7,400円(2年前納:14,800円の半分)
クレジットカードで1年前納:5,047円(現金1年前納3,250円+1,797円分のポイント)

クレジットカード1年前納から口座振替2年前納に変更すると、1年あたり2,353円安くなって2年前納の方が得!

こうして計算してみると、14,800円得だ!わーいわーい!という感動が減った気がしなくもないけれど、いまより安くなることは間違いない。

国民年金保険料2年前納の申し込み方法

口座振替による2年前納の申し込み方法は、クレジットカード払いに変更したときと一緒で、管轄の年金事務所に申込用紙を出すだけ。今回は「国民年金保険料口座振替納付(変更)申出書」です。

前から口座振替をしている人には、2年前納のお知らせとともにこの用紙も届いたらしいのだけれど、カード払いをしている私のところには来なかったので、年金事務所に電話して送ってもらった。
→全国の相談・手続き窓口 | 日本年金機構

こちらからダウンロードもできます。
→国民年金保険料に関する手続き | 日本年金機構

国民年金保険料口座振替納付(変更)申出書国民年金保険料口座振替納付(変更)申出書
申出書は、記入例、1枚目(年金事務所用)、2枚目(金融機関・ゆうちょ銀行用)、3枚目(被保険者控用)の4枚つづり。

国民年金保険料口座振替納付(変更)申出書
2枚目にハンコを押すのと、2年前納に丸をつけるのをお忘れなく。

申出書の1枚目と2枚目を、「平成26年2月末日」までに管轄の年金事務所に提出すればOK。郵送の場合は余裕をみて発送した方がいいでしょうね。

年金事務所の人は「なるべくお早めにお送りいただけるとたすかります」とおっしゃっていました。うんうん、ギリギリになると混むんだろうねー。

ちなみに間にあわなかった場合はフツーに「翌月末振替」になるかもしれないそう。それは困るので、明日にでも送ります、はい。

手続きが終わったら、数週間後に「国民年金保険料口座振替額通知書」が届く。あとは隔年の4月下旬に「国民年金保険料口座振替額通知書」が送られるそうです。

国民年金保険料を2年前納にするとデメリットはあるの?

1番目のデメリットは、2年分まとめてお金が出ていくこと。2年前納の金額は「355,280円」なので、けっこう大きい。こうして見てみると、我ながらよく一度に払う気になるなという金額だ。

このへんの感覚は個人差があるだろうと思う。私はフリーランスもしていて、年金以外の市県民税や国民健康保険もまとめて払う派なので許容範囲なのです。

2番目のデメリットは、国民年金保険料の増減にどう対応するかが確定していないこと(日本年金機構の人に訊きました)。

国民年金保険料は毎年の物価や賃金の変動によって変わる(だいたい増える)けれど、それにどう対応するかが確定していないのだそうで。平成27年度の年金が増えたり減ったりした場合、2年前納した人に追加請求するか返金するかといったことが決まっていないんだって。

いまのところ、2年前納における平成27年度の国民年金保険料は15,590円で計算されているそう。

つまり、2年前納の支払い額「355,280円」の内訳は、
平成26年度の1年分183,000円+平成27年度の1年分187,080円=370,080円。
370,080円-14,800円=355,280円、なのです。

どうなるかが未定というのは確かに不安だけれど、平成27年度の分もしっかり値上げを設定して計算されているようだし、もし増減無視で年金安くなった!払い損!となっても、2年前納の割引額以上に減る可能性は低そう。なので、私はいいかなと思った。

そんなわけで、少しでも年金を安くしたいので、2年前納をすることにしました。振替口座を残高不足にしないように、気をつけなくては!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
記事一覧:お金・節約
PAGE TOP ↑
single