埼玉県大宮の猫カフェ『猫家』に行ってきた。猫がいっぱいいる漫画喫茶みたいなお店
9/23(祝)に、埼玉県大宮の猫カフェ『猫家』に行ってきた。猫がいっぱいいて、漫画を読んでいるお客さんもいっぱいいる、まるでおうちのような猫カフェでした。
私は猫カフェに行くのははじめて。前から行ってみたい気持ちはあったのだけれど、猫カフェってキャバクラや動物園みたいなもので、猫に負担をかけているのでは?という気持ちがあり、ためらっていた。
でも、最近、一生に一度は猫を飼いたいという気持ちが大きくなってきていて。とはいえ、本当に自分に猫を飼えるのかどうかという心配があるし、ペットショップにいるのは子猫ばかりで、大人の猫と暮らすというのがうまくイメージできないんだよね。
ちゃんと大人の猫を見てみたいと思い、恋人と一緒に猫カフェに見学に行ったのでした。
※写真はなるべく猫さんにストレスをかけないように、スマホの音無しカメラで撮りました。写りが悪くてすみません。
埼玉の猫カフェはまだまだ少ない。大宮の『猫家』はアクセスも便利
急に猫カフェに行くことにしたので、検索で探して大宮の『猫家』に決定。JR大宮駅からも歩いて5分ほどで行ける距離で、行きやすい。私たちは車で行ったので、近くの30分200円の駐車場にとめた。
『猫家』が入っているビルの入り口には、赤い看板が出ています。
エレベーターでビルの5階へ。ドアの中に入ると、玄関で靴を脱ぐようにと注意書きがしてある。そうか、猫は室内飼いだから靴脱だよね。
靴と荷物は無料のロッカーに入れて、システムの説明を受けて、石鹸でよーく手を洗ってから入室。
料金は最初の時間が1,000円、延長15分ごと200円、3時間だと長時間割で2,000円です。ドリンクは、ペットボトル飲料が別料金で1本100円。
猫を抱っこしたり、嫌がる行為は禁止で、なで方などに注意が必要な猫は目印をつけているとのこと。
『猫家』の店内は漫画喫茶みたい。広くて猫もたくさんいる
店内は、全体が見通せる広々としたフロア。「あ、ここに猫がいる」「ここにも!」といった感じで、そこかしこにたくさんの猫がいた。
この日は祝日ということもあり、お客さんもいっぱいいたけれど、それでも人より猫のほうが多いかもと思ったくらい。
お客さんはガチで漫画を読んでいる人も多く、これにもびっくり。みんな猫に興味がないの?ただ横にいるだけで満足なの・・?
お店の人に、はじめての猫カフェで、将来は猫を飼いたいということを話したら、お店の猫さんの紹介や、猫の種類による違いなど、いろいろと質問に答えたり・お話してくれました。ありがとうございます!
いいなと思ったのが、天井の近くにあるキャットウォーク。寝そべっている猫さんも、とても気持ちよさそう。
臭いがほとんど感じられないのにも驚いた。こんなにたくさんの猫がいるのに、ちっとも臭くない。まったく気にせずにお茶が飲めるレベルだ。
『猫家』の猫さんたち。いろんな種類の子がいて楽しい
猫さんたちは、名字が『猫家』なので和風のお名前が多い。
お部屋に入って最初に会ったのが、丈二さん。私はいきなり、この丈二さんに目が釘付けに。ふわふわの綺麗な猫さんでかわいいの!
丈二さんはこの入口横がテリトリーなのか、ほとんどここから移動していなかった。
置物かと思った猫家 佐助さん。ガラスのボウルにすっぽりと収まっていた。ガラスなので足の様子なども見られて楽しい。
猫家 菊一文字さん。人間みたいな座り方でモフモフされているところ。
菊一文字さんはノルウェージャンフォレストキャットで、愛くるしい子猫時代の写真も見せてもらった。いまでも充分にかわいいけれど、子猫時代の破壊力は抜群で悩殺された・・。
運が良ければ「おやつタイム」に遭遇?猫におやつをあげられた
私たちが行ったときには、不意に「おやつタイム」というのが始まった。どうやらお店から猫用「おやつ」が配られて、猫におやつをあげられるらしい。突然のラッキーにざわめく私たち。
おやつのあげ方や、注意が必要な猫さんの説明をしてくれるスタッフさん。と、おやつタイムを察知して集まってくる、やる気(食い気?)のある猫さんたち。
意外だったのは、おやつタイムになってもやる気のない猫さんがいたことだ。私はおやつタイムと聞いて、もっと店中の猫さんがおやつのところに集合し、奪い合い、ちょっとした盛り上がりを見せるのかと思っていた。
しかし、居場所を動かず「おやつ?まあ持ってきてくれるなら食べるけど」という猫さんも少なくない。えー、なにそのテンションの低さ。これが猫なのか。
マーブルチョコほどの大きさのおやつを何粒かいただき、それを割って猫にあげる。舌の温かみが手のひらに感じられる。幸せ・・。
席は自由。混んでいるときは座りづらいかも?
この日はわりとお客さんがいたので、ちょっと席に余裕がなかったかもしれない。猫カフェと言っても決まった席に案内されるわけでもなく、飲み物も別料金なので。
私たちはいろんな猫さんを見たいので1時間ずっと立ち歩いていたけれど、座りたい人は、席が空いているか確認してから入ったほうがいいかも。
窓際に広いブースがあって、その席と他の席の落差が大きいなと思いました。
『猫家』の感想。猫も人ものんびりと過ごせるおうちのようなお店
最初にも書いたように、猫カフェは猫に負担をかけているのでは?と思っていたけれど、実際に行ってみて、そんな印象はなかった。
というか、猫に無理やり接客をさせようとしたって無理だろうと実感した。特に『猫家』では、猫はふいっとバックヤードに引っ込んだりもするので、フロアに出ている猫たちは嫌々ここにいるわけじゃないんだろうな。このおうちに慣れているんだね。
最初は漫画喫茶のような雰囲気に驚いたけれど、お客さんも猫も思い思いに過ごしていて、とてもゆったりとしていた。漫画を読んでいる人がいるので、猫を見ている人も自然と静かになる。いいシステムだなと。
私たちのように猫カフェがはじめてという人には丁寧に説明してくれて、初心者でも楽しめる。何よりも、お店の人たちもお客さんも、猫の意志を尊重していて、猫が大好きということが伝わってくる。
インターネットでは、猫の飼い主のことを「下僕」と称しているのを見かける。この記事を読んでいただければわかると思いますが、私は猫カフェに行って、自分にも下僕の素質がものすごくあるなと実感した(笑)
もうね、かわいいの、猫が!猫が嫌がることはしたくないし、猫が喜ぶことをしてあげたいの!!
猫を近くで眺めさせていただき、少し撫でさせていただくだけなのに、なぜこんなに充足した気持ちになれるのか。
そういう意味では、キャバクラに通うお客の気持ちに近いかも。こっちを見てくれるだけで、手を触れるだけで、私のあげたおやつを食べてくれるだけで幸せ!!!みたいな(笑)
『猫家』さんに行ったあともずーっと幸せを噛みしめていて、なんなら人生で楽しかった時間の何本目かに入るのではないかと思ったくらい。
また猫さんたちに会いに行きたいな。
『猫家』さんのサイトはこちら。
→猫カフェ「猫家(ねこや)」埼玉県さいたま市大宮店、川越市川越店
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