蕨『麺屋 永太』の冷やし油そば(辛味噌)を食べてきた。さっぱり濃い目で癖になる
暑いですね。
暑すぎてだんだんと食欲が落ちていたところに、蕨の『麺屋 永太』で「冷やし油そば」というものが始まるというお知らせを見まして。
暑くなってきましたね。本日から冷やし油そばを始めます。辛味噌味の冷たい油そばです。ご来店お待ちしております!
— 麺屋 永太 (@menya_eita) 2015, 5月 27
油そばが好きな私は、食欲がむくむくと刺激されました。油そばで、冷やしってどういうこと?油が固まっちゃわないの?という好奇心もあり、食べに行ってきましたよ。
冷やし油そばは券売機では「特製」と書かれていて、期間限定みたいです。麺の量はつけ麺と同じ、並盛200g/中盛300g。
麺どーん!に海苔1枚というそっけない見かけ。麺にラー油がかかっている。
お店の人から「底からよくかき混ぜてお召し上がりください」との説明。なるほど、下に具が入っているのかな?
まぜまぜまぜ。麺300gを底から混ぜるには、けっこう力がいる。なにしろ、普段マウスしか持っていないもので(笑)
具は、つけ麺と同じ短冊切りのチャーシューとメンマに、きゅうりともやしが加わっていた。おお、ちょっと冷やし中華というかジャージャー麺っぽい?
冷やし油そばとのことで、油が嫌な感じにならないのか不思議だったのだけれど、油そばというよりも汁なし麺という感じ。さっぱりしていて、夏にぴったりだった。
味はけっこう濃い目です。私はいつも薄味のものばかり食べているので、けっこうガツンと衝撃がくる。でも、ここの太麺にはこのくらいの味がないと負けちゃうんだろうな。
味噌の濃厚なタレとラー油の辛味があわさって、しっかり辛いのにさっぱりと食べられる。とってもおいしかったです!
トッピングで生卵をプラスしてもおいしいかもしれない。そういえば、油そばにはお酢をかけて食べるのに、これは油っこくないから思いつかなかった。次回はかけてみようかな。
一口残したところでスープ割りにしてくれる。冷たい麺で冷えたお腹が、ほっと温まるのがうれしい。残し具合によるのだろうけれど、いつもより少し薄味のスープになり、これまたおいしい。
食欲がなかったのが嘘のように、300gをすんなりといただいた。うん、300gは食べ過ぎだよね。わかっているものの、ここの麺が好きで、つい中盛で頼んでしまうの。
なんていうかこう、いつまでもこの麺を食べていたいと思っちゃうんだよな。店を出て歩き始めたところで、お腹の重さにちょっと後悔するのだけれどね。
『麺屋 永太』の不思議なところは、食べ終わって家に帰って、夜になると「また明日も食べたい」と思うところ。私だけなのかなあ。不思議と中毒性がある。
前に読んだエッセイで、本当においしいものというのは、店を出て角を曲がったあたりでまた食べたいと思うお店だという描写があった、まさしくそれなんですよ。
実際には、塩分やカロリーが怖いので連食はできないけれど、この冷やし油そばは夏の間に何度か食べたいな。
冷やし油そばは夏の間の不定期で、公式Twitterでお知らせがあるそうです。
→『麺屋 永太』公式Twitter
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