Flashairをフォーマットしても大丈夫。ソフトウェア更新ツールで買ったときと同じに戻せる
前の記事で「FlashAirはフォーマット不要」だの「SDカードを買うと、まずはデジタルカメラに入れてフォーマットする人が多いと思う」だのと書きましたが、なんのとはない、自分がフォーマットしてしまいましたよ。
いまとなっては、どのタイミングでフォーマットしたのかわからないのだけれど、初期設定がうまく進まずに、「こういうときはフォーマット!」と、元気よくデジカメでフォーマットしてしまった・・。
でも、大丈夫。そんなときは「ソフトウェア更新ツール」で、ソフトウェアをアップデートすることで、工場出荷時に戻すことができる。
フォーマットしていなくても、パソコンでFlashAirが認識されずに「FlashAir設定ソフトウェア」が立ち上がらないときは、データをバックアップしたうえでアップデートを試してみましょう。
「ソフトウェア更新ツール(FlashAirFWUpdateToolV3)」のインストール
以下のリンク先から「ソフトウェア更新ツール」をダウンロードしてインストール。FlashAirのシリーズごとにソフトが違うので注意。
→無線LAN搭載SDHCメモリカード FlashAir Mac / WindowsR 用ソフトウェア|東芝:パーソナルストレージ
FlashAirのシリーズは以下の3種類がある。
- SD-WEシリーズ(W-03)
- SD-WD/WCシリーズ(W-02。生産終了品)
- SD-WE/WD/WCシリーズ(無印。生産終了品)
↑と同じ水色の箱のFlashAirなら、SD-WEシリーズ(W-03)になる。箱の裏のバーコードの上にシリーズ名が入っているので確認しましょう。
FlashAirのソフトウェアアップデートの方法
「ソフトウェア更新ツール」のショートカットからソフトを起動する。ショートカット名は「FlashAirFWUpdateToolV3」です。
「ソフトウェア更新ツール」を起動。以下の項目を確認し、[OK]ボタンを押す。
- 実行中のすべてのアプリケーションを終了させてください。
- 不要な周辺機器を取り外してください。
- 本カード内のデータをバックアップしてください。
ソフトウェアを更新すると、FlashAirの設定が出荷時の状態に戻ります。
FlashAir SDカードをパソコンのSDカードスロットに入れるか、SDカードリーダーで接続する。ドライブを選択して[更新]ボタンを押す。
カードを「ハードウェアの安全な取り外し」で取り外す。この、カードの出し入れを何度もやります。取り外すときは「ハードウェアの安全な取り外し」で。
カードを再挿入する。再挿入のときは5秒程度時間を置いてから。
ソフトウェアのバージョンを確認しています。
「ソフトウェアをアップデートしてよろしいですか?」と出るので[OK]ボタンを押す。
アップデートに必要なファイルをコピーしています。
カードを取り外して再挿入する。画面に(1/3)と書いてあるように、これを3回繰り返す。
(1/3)アップデートの準備をしています。
(2/3)ソフトウェアをアップデートしています。
(3/3)ソフトウェアのバージョンを確認しています。
ソフトウェアのアップデートが正常に終了しました。[OK]ボタンを押して完了です。
以上、FlashAirのソフトウェアアップデートの方法でした。
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