田中智 ミニチュアワールド『Face to Face もっとそばに』1/12の世界に行ってきた
田中智さんの個展、ミニチュアワールド『Face to Face もっとそばに』1/12の世界に行ってきた。銀座のポーラ ミュージアム アネックスで5/27(日)まで開催中。
ずーっと実物を見てみたいと思っていた田中智さんの作品展!
私はここ数年、ほぼ近所にしか出かけない生活をしているのだけれど、これは絶対になにがなんでも行かなくては!とがんばって行ってまいりました。
本当に、ほんっっっとうに行ってよかった。ただただ感嘆の嵐でした。
全力で写真を撮ったため、この記事は写真が多いので覚悟してください。
田中智 ミニチュアワールド『Face to Face もっとそばに』 開催情報と混雑度
会場:ポーラ ミュージアム アネックス(東京都中央区銀座1-7-7 ポーラ銀座ビル3F)
開催期間:2018年4月27日~5月27日(日)、会期中無休
開催時間:11:00-20:00(入場は閉館の30分前まで)
入場料:無料
※作品の撮影は可。ただし、会場内やほかのお客さんの写真は不可
会場は銀座のポーラ ミュージアム アネックス。銀座なんて超ひさしぶりに行ったよ。
会場入り口には大きなポスターが貼られていた。実物を見ると、あんなに小さいミニチュアがこんなに大きな写真で見劣りしないことに驚く。
写真左下にフライヤーがある。紙が分厚くてしっかりした作りだった。
私は水曜日の15:00ごろに到着。思ったよりも人がいたけれど、それほどストレスなく見られた。
行く前は、作品が小さいから混雑していたらまともに見られないんじゃないかな?とか、写真撮影OKって撮るゆとりあるのかな?と心配していた。でも、ぜんぜん大丈夫だった。
最初から順番通りに見るのは難しいけれど、ぽつぽつと人がいない展示があるので、そこを狙って見ればほとんど待つことはない。待っても1~2人分。
前の人が写真撮影しているのをちょっと順番待ちするという程度だった。
なによりも、さすが銀座という場所だからか会場内の雰囲気が良くて、みなさんゆったりと譲りあう姿勢があり、とても気持ちよく見ることができた。
無料の展覧会だけあってそれほど広くはないけれども、作品数はたっぷりある。
所要時間は、さらっと見て30分くらい、ミニチュアが好きな人なら1時間くらいかな。
私は写真を撮りまくったこともあり、1時間半は見ていたと思う。なんならもう1回行きたいくらい、いくら見ても見飽きなかったのです。
田中智 ミニチュアワールド『Face to Face もっとそばに』の展示
展示は、ブースごとの壁に田中智さんのコメントがあった。
作品ごとの説明がないのも、スムーズに見られた理由だと思う。あると読むのに時間がかかっちゃうからね。
撮影スポット。
行く前にTwitterで行った人の写真を見ていて、作品を持てるの!?と驚いていたけれど。
このように、ミニチュアがL字型のアクリル棚の上に載っていた。
なるほど!そうだよね、作品にお手を触れてはいけません。
会場では虫眼鏡の貸し出しもあった。拡大したほうが本物っぽく見えるのはどういうことなの・・。
このお寿司の制作過程が。
こんな風に展示されていて楽しかった。制作過程を見ても、すっごいなあ~としか思えないです。
田中智さんのドールハウス ガーデン&キッチン
ドールハウス ガーデン&キッチン。まるで本物のお店みたいに細かいところまで作りこまれている。
ガスコンロに青い炎がついていたり。ていうか、炎の色もすごくない?
お花のステンドグラスがとてもかわいかった。
田中智さんのミニチュア カフェワゴン
カフェワゴン。右下、看板の上にワゴンの模型が乗っている!
カフェワゴンの中をのぞくと、コーヒーが入っていたりワッフルが焼かれていたり。照明がついていて温かい雰囲気。
まるでミニチュアの中にはいって、ワッフルとコーヒーをいただいているような気持ちになる。ワッフルの紙皿は、陶器のお皿ときっちり違いがわかります。
田中智さんのミニチュア スイーツ
今回の展示会のポスターになっているパンとジャム。
作品集の表紙になっているキルフェボン風のフルーツタルトとモンブラン。
紅茶とスイーツが詰まっているバスケット。かわいかった~!
ケースの中に入っているマドレーヌとカップケーキ。カップケーキの上にはうさぎのクッキー。
フルーツスタンド。こういうね、どこにピントを合わせればいいのか、むしろピントを変えながら何枚でも撮りたい作品ばかりなんですよ。
いくら撮影OKでも、ほかの人がいるからできないけれど。
ケーキ屋さん。本物のケーキ屋さんで売っていてもクオリティが高そうなケーキばかり。
パン屋さん。焼き色がおいしそうだった。
チョコレート。ねえ待って、いま気がついたんだけれど、もしかしたら右上のトランクにおさまるのだろうか。気になる。
田中智さんのミニチュア お弁当・ごはん
コンビニのお弁当とペットボトルのお茶。お弁当のビニールをはがしたクシュクシュ感がすごい。
コンビニのパンや肉まん。
ひときわ人気を集めていた、作りおき料理。肉じゃが、レバニラ炒め、牛肉とトマトの炒めもの・・。お料理が上手そう。
みなさん、真剣にレシピを想像している雰囲気だった(笑)
お弁当。ぎっしり感がたまらない。ちくわにキュウリを詰めたり、春巻きをカットしたり、おにぎりにフリカケやユカリをまぶしたり、あえて細かさを見せてくれる。
ハンバーグ定食。
フランス料理。真ん中のゼリー寄せがすごく綺麗。
田中智さんのミニチュア 和雑貨
私が真剣に欲しいと思ったお雛様。そういえば、田中智さんのミニチュアはおいくら万円(十万?百万?)出せば買えるんだろう。
おせち料理・鏡餅・落雁。落雁の掘りもすごく細かかった。
季節ものの和雑貨。質感の違いがすばらしい。
梅干し、木箱・壺入り。
あさがお、あじさい。
蚊やり豚。ちゃんと蚊取り線香がはいってる!
田中智 ミニチュアワールド『Face to Face もっとそばに』の感想
素晴らしくて、本当に行ってよかったです!!私の一生のうちで行ってよかった展覧会の、かなり上位に入ると思う。
ミニチュアは、ただ小さいだけとか、そんなものじゃない。表現力なんだと感じました。
ドールハウスの裏のこんなかわいらしいメッセージを見つけたり。
会場だといくら目を凝らしても小さすぎて馬だと確信できなかったモチーフを、写真撮影OKのおかげで、帰ってから拡大して納得したり。
そう、肉眼で見るよりも写真を撮って拡大したほうが、細かいところまで見られるのですよ。
そんなわけで、行って楽しい、帰ってきてからも写真を眺めて楽しい、ものすごく楽しめる展示会だった。
東京にお住まいでミニチュアが好きな人は、ぜひ行ってください。
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